【ニュース】 センコーと住宅メーカー3社、「住宅物流4社協議会」を発足、物流効率化と脱炭素社会への貢献を目指す 大阪府大阪市

2024.12.17
物流会社のセンコー株式会社(大阪市北区、杉本健司社長)と、旭化成ホームズ株式会社(東京都千代田区、川畑文俊社長)・積水化学工業株式会社住宅カンパニー(東京都港区、吉田匡秀プレジデント)・積水ハウス株式会社(大阪市北区、仲井嘉浩社長)の住宅メーカー3社は、2024年12月より住宅物流での協業を開始する。

4社は今後、「住宅物流4社協議会」を発足、物流効率化と脱炭素社会への貢献を目指す。
4つの協業施策を実施することにより、2025年までにドライバーの運転時間を約1万7,000時間(トラック2,160台分)削減し、輸送CO2排出量を約500t-CO2 (スギの木約35,800本分)削減するという。

4つの協業施策のうち、「物流拠点・車両の共同利用」では、全国に7エリア・29拠点ある各社の輸送拠点を共同利用し、効率的な物流体制を構築。
「部材メーカーからの購入・輸送の共同実施」では、積載効率を上げて輸送力を強化するとともにトラック台数を削減する。
「車両大型化+各社拠点の中継輸送」では、ダブル連結トラックと中継拠点を活用した共同輸送でドライバーの労働時間を削減。
「環境にやさしい配送」では、EV車両や、リニューアブルディーゼル車両による軽油の代替燃料導入を検証するという。

同協議会では、輸配送・労働・環境に関連する法律を遵守しながら、輸送能力の確保やドライバー労働時間の削減、環境貢献など、物流業界の社会課題解決に取り組むとしている。