【ニュース】 カルチュア・コンビニエンス・クラブと長野県、お互いが持つ技術や情報を活かし、まちづくりを推進する連携協定を締結 長野県長野市
2024.12.10
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(東京都渋谷区、髙橋誉則社長)と長野県(阿部守一知事)は2024年12月9日、お互いが持つ技術や情報を活かし、長野県総合5か年計画「しあわせ信州創造プラン3.0」で掲げる「地域の特徴と自然の恵みを生かした快適で魅力ある空間づくりの推進」に向け、連携協定を締結した。
両者は、今回の同協定締結を受け、同県が持つ同県内の公的機関や各種団体・企業等とのネットワーク、CCCが持つライフスタイルコンテンツや空間デザイン、コミュニティ形成としての拠点づくりやイベント等のまちづくりのノウハウ、共通ポイントサービスによるライフスタイルデータとマーケティングのノウハウ等を活かし、地域との連携による持続的な人流循環を創出することで、同県内のまちづくりを推進するとしている。
同連携協定の主な内容のうち、長野県内主要駅周辺やしなの鉄道沿線地域のまちづくり連携では、CCCが軽井沢町で展開する軽井沢書店やKaruizawa Commongrounds、新たに取り組むプロジェクトを核に、クリエイターや学生などの若者や女性を中心として、地域の人々が交流する場を作り、地域コミュニティと新しいコミュニティが連携、相互に影響を与え合う取り組みを進める。
しなの鉄道線沿線地域の既存施設と連携したイベント開催では、軽井沢町での新たなプロジェクトをネットワークの拠点として、イベントを通じた連携によるしなの鉄道沿線地域の広域ネットワーク化を推進。
官民共同の脱炭素の先進的な広域連携エリア化では、地域のエネルギーを地域内で最適化するエネルギーの地産地消の取り組みを、パートナーと共に進める。
二次交通の強化では、交通手段の確保と移動データのデータベース整備を進め、再生可能エネルギーの取り組みと連動したEV活用を促進。
データベースを活用しライフスタイルデータ分析による地域施策や事業計画の検討では、これらの取り組みで積み上げたデータベースなどを利用しライフスタイルデータを分析、地域施策や事業計画に活用するという。