【ニュース】 JR西日本イノベーションズと陸水、大阪の陸上養殖場で共同開発した大阪産トラフグ「ふぐの神」を販売 大阪府岬町
2024.12.09
株式会社JR西日本イノベーションズ(大阪市北区、川本亮社長)と陸上養殖を手掛ける株式会社陸水(堺市堺区、奈須悠記社長)は、昨年12月に締結した資本業務提携に基づき、大阪の陸上養殖場で共同開発した大阪産トラフグ「ふぐの神」を2024年12月より販売する。
大阪産トラフグ「ふぐの神」は、大阪市内からわずか1時間の大阪府岬町で陸上養殖することにより、安全・安心と圧倒的鮮度を兼ね備えたトラフグ。
仕上げに「ゆず」の粉末を練りこんだ餌を与えることで、本来の淡泊な味の中に感じられる爽やかな風味と上質な味が特長だという。
フグは「幸ふく(福)」を呼ぶ縁起のよい魚と言われており、多くの人々に食べてもらい、幸せになって欲しいとの思いから、幸福をもたらすと信じられている神「福の神」になぞらえて、「ふぐの神」と命名した。
陸水は、大消費地の大阪で生産する「都市産都市消」型陸上養殖の取り組みとして、鮮度の確保と物流の長距離輸送による人手不足への対応・二酸化炭素排出量の削減を行うため、大阪府岬町深日に陸上養殖場を整備、冬に販売するトラフグや春に販売するサーモンを育てている。
両者は、同取り組みにより、関西在住の人々に加え、大阪・関西万博や大阪IR等で関西に来訪する人々に大阪で育てた水産物を食べてもらうことを通じ、陸上養殖の認知を広めたいという。
大阪産トラフグ「ふぐの神」の販売箇所は関西の量販店や飲食店等。
販売時期は2024年12月~2025年1月頃。