【ニュース】 南海電気鉄道、「髙島屋堺店」の2026年1月閉店に伴い、「堺東」駅直結の「南海堺東ビル」のリニューアル計画に着手 大阪府堺市

2024.12.05
南海電気鉄道株式会社(大阪市浪速区、岡嶋信行社長)は、南海高野線「堺東」駅直結の駅ビル「南海堺東ビル」(堺市堺区)のリニューアル計画に着手する。

同ビルは1964年10月の開業以来、60年にわたり「髙島屋堺店」を核テナントとして運営してきた。
今回の同計画は、同店が2026年1月7日をもって閉店するのに伴い、通勤・通学で日常的に駅を利用する人や、沿線住民に便利で親しみのあるショッピングセンター「HiViE(ヒビエ)堺東」としてリニューアルするもの。

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同駅は、堺市役所をはじめ、主要な行政機能・文化芸術機能が集積する官公庁街、企業の支店や事業所の集積するオフィス街としての性格を有する、同市の玄関口。
第4位の乗降客数があり、他社線との接続がない駅としては同社最大の乗降客数を誇るという。

同ビルが位置する同駅西側は、通勤・通学・買い物など様々な目的を持った人々が訪れ、昼間人口が夜間人口を上回るなど、商店街や同ビルを中心とした商業地が存在感を放つエリア。
同市の「堺東エリアの市街地整備に向けた基本的な考え方」でも重要拠点として位置付けられている。

リニューアル時期、テナント等の詳細については、決定次第発表する予定。
高島屋以外の同社グループが直接賃貸しているテナントは基本的に営業を継続する予定だという。

「南海堺東ビル」の所在地は堺市堺区三国ヶ丘御幸通59番地。
敷地面積(全体)は9,409㎡、延床面積(全体)は8万7,048㎡。
階数は地下2階・地上9階建。
建築年は南館が1964年、東館が1976年、北館・駐車場棟が1984年(2016年までに耐震補強済)。
主要テナントは百貨店・金融機関・物販店・飲食店・クリニック・サービス店舗等。