【PR記事】 スーパーホテル、秋田大学などと「ホテルの天然温泉における睡眠効果検証」の共同研究を開始 秋田県秋田市

2024.12.04
スーパーホテル(株式会社スーパーホテル、大阪市西区、山本健策社長)は、秋田大学大学院医学系研究科(秋田県秋田市)の上村佐知子准教授、株式会社ブレインスリープ(東京都千代田区、廣田敦代表)と共同で、ホテルに設置された天然温泉での睡眠効果についての検証を開始する。

同社はこれまで、大阪府立大学名誉教授の清水教永医学博士と共同設立した「ぐっすり研究所」で睡眠を科学的に探究してきた。
この研究成果に基づき、硬さ・高さなどが異なる8種類から選べる枕や、身体への負担が少ないマットレスの採用、人が最も眠りに入っていきやすい照明設定や客室の防音設計導入などに取り組んでいいる。
また、客室の湿度を一定に保つ珪藻土の天井塗布や「健康イオン水」の全館供給など、きれいな空気ときれいな水にもこだわっているという。

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温泉は古くから疲労回復や健康増進に用いられてきており、日本人は特に温泉を好み、宿泊を伴う旅行や出張、レジャーでは、日常とは異なる入浴施設の利用を好む傾向があるとされている。
しかし、これまで塩化物泉や人工炭酸泉が健常成人の睡眠促進に効果があることは深部体温や脳波から実証されていたが、単純温泉に関する睡眠への効果については研究されていなかったという。
また、不眠が精神疾患や認知症リスク要因であることも報告されていることから、睡眠を改善させることは人々の健康を守る意味でも喫緊の課題だとしている。

スーパーホテルは今回、温泉や入浴に関し第一線で研究を行っている同大学の上村准教授と、脳と睡眠を科学するソリューションカンパニーのブレインスリープと共同で、健常者を対象に天然温泉が健常者の睡眠構築に効果的であるかを検証。
同検証の結果から天然温泉の効果が実証されれば、睡眠課題解決の一つとして期待できるとしている。

検証の対象者は健康な男女18名。
測定項目は、睡眠測定が脳波計・活動量計・アンケート、体温計測が体内深部温度計。
検証方法は、全対象者が「ホテル内の天然温泉」「水道水を使用した部屋風呂」「朝に部屋内のシャワー浴」の3条件にそれぞれ3日間ずつ宿泊し、睡眠状態を比較する、クロスオーバー試験で実施する。
対象者には就寝90分前から起床後まで体温計測を、就寝前から起床後までの睡眠計測を行うという。

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