【ニュース】 JR東日本と松竹、10年間の包括的業務提携契約を締結、「観光・地方創生」「こころとからだの健康増進」「ナイトタイムエコノミー」の3つを柱にデジタル技術を活用 東京都渋谷区
2024.11.19
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、喜㔟陽一社長)と松竹株式会社(東京都中央区、髙敏弘社長)は2024年11月18日、10年間の包括的業務提携契約を締結した。
同提携は、松竹グループが持つ日本文化とエンタテインメントに関する創造力に、JR東日本グループが持つ地域に根差した重層的ネットワークをかけあわせることで、これまでにないライフ・バリューを創造、日本が抱える社会課題を解決するとともに、日本文化の継承・発展を通じた地域社会への貢献を目指すというもの。
「観光・地方創生」「こころとからだの健康増進」「ナイトタイムエコノミー」の3つを柱に、デジタル技術を活用し、様々な取り組みを予定しているという。
「観光・地方創生」では、地域が持つ文化や歴史を磨き上げ、観光素材や地方創生の核となる文化、エンタテインメントコンテンツを創出。
具体的には、MR等のデジタル技術を活用し、旅行の出発地から新幹線等の移動空間の中でも関連コンテンツを楽しめる「デジタルエンタメトレイン」、地域性のある歌舞伎演目やアニメコンテンツを活かした「聖地化」、4K相当画質の次世代オンライン会議サービス「空間自在ワークプレイスサービス」と「駅等のアセット」を組合せ「巡業イマーシブシアター」として各地を巡る「どこでもエンタテインメント」などを計画している。
「こころとからだの健康増進」では、感動・笑い等のエンタメの力とデジタル技術を連携した新たなアプローチによるこころとからだの健康増進づくりを通じ、健康寿命100歳社会に向けた心豊かな未来を提案。
「ナイトタイムエコノミー」では、両社の施設が東京湾に面して近接して立地する「高輪」「浜松町・竹芝」「東銀座」エリア一体で、地域の自然や文化施設・史跡や水上交通を活かした、文化的に豊かな夜時間の過ごし方を提案するという。