【ニュース】 愛媛県、JR四国・宇和島自動車と連携、10月5日よりモーダルミックスの実証実験を開始 愛媛県宇和島市
2024.09.30
愛媛県(中村時広知事)は、四国旅客鉄道株式会社(香川県高松市、四之宮和幸社長)・宇和島自動車株式会社(愛媛県宇和島市、村重敦社長)と連携し、2024年10月5日より、モーダルミックス(鉄道や路線バスなどの各交通機関がそれぞれの特性を生かして連携し、効率的な輸送体系を作ること)による利便性向上施策(実証実験)を開始する。
同取り組みは、JR予土線沿線を含む南予南部地域の移動ニーズを踏まえた新たな交通体系を、多様な主体で「共創」することを目的として実施する「南予南部共創型交通アクセス向上事業」の一環。
実証実験では、JR予土線(愛媛県側)の「宇和島」駅~「松丸」駅を有効とするJRきっぷ(企画乗車券・スマえき含む)や定期券で、宇和島自動車のバス路線での対象区間でバスを無料で利用可能とする。
対象となる路線バスの区間は、虹の森公園前線「宇和島駅前」~「虹の森公園前」間、日吉・野村線「宇和島駅前」~「出目」間。
これにより、朝の通勤通学時は交通機関の選択肢が広がることで車内混雑の緩和に繋がるほか、列車のない時間帯でもバスの利用が可能になるという。
実証実験の実施期間は2024年10月5日~2025年1月31日(予定、予算の範囲内での実施のため、予定より早期に事業終了する場合あり)。