【ニュース】 和田興産、丹波篠山市で新たに系統用蓄電施設を開設、2025年7月に運用開始予定 兵庫県丹波篠山市

2024.09.30
神戸・阪神間を中心に新築分譲マンション「ワコーレ」シリーズを展開する和田興産株式会社(神戸市中央区、溝本俊哉社長)は、持続可能なエネルギーソリューションの提供を目指し、丹波篠山市で新たに系統用蓄電施設を開設、2025年7月(予定)に運用を開始する。

同プロジェクトは、新規事業として、同社が事業主として取得した用地内に系統用蓄電池を設置し電力系統に接続、電力の余剰時には充電を行い、不足時には放電を行うことで、エネルギーをより効率的に管理し、電力需給の安定化を図るというもの。
電力市場での市場取引等はE-Flow合同会社(大阪市中央区、川口公一社長)に委託する。

経済産業省の資源エネルギー庁では、再生可能エネルギーの導入拡大や電力の安定供給に向け、柔軟に充電・放電のできる系統用蓄電池の重要性が高まっているとしており、2050年のカーボンニュートラルを見据えた取組みを支援している。

同社でも、今回の同プロジェクトを通じ、再生可能エネルギーの活用を促進し、脱炭素社会の実現に貢献するとしている。

「丹波篠山幡路蓄電所」の所在地は兵庫県丹波篠山市。
敷地面積は744㎡。
定格出力は1,999kW、定格容量は7,404kWh。
運用開始は2025年7月(予定)。