【ニュース】 ゆりあげ港朝市協同組合、「はらこめし祭り」を10月13日に開催、先着2,000人に朝一番で炊き上げた「はらこめし」を無料で提供 宮城県名取市

2024.09.18
ゆりあげ港(みなと)朝市協同組合(宮城県名取市、櫻井広行代表理事)は、秋のイベント第28回「はらこめし祭り」を2024年10月13日に名取市閖上(ゆりあげ)のゆりあげ港朝市で開催する。
協賛は、一般社団法人 名取市観光物産協会、仙台市中央卸売市場 株式会社仙台水産。

「はらこめし」は名取市閖上地区のソウルフードで、その歴史は古く、同地区では、地域住民が手作りしたはらこめしを振る舞い合う温かい光景が日常的に見られたという。
同港朝市では、この伝統の味を後世に伝えたいという思いから、
1990年より同イベントを開催、今年で28回目を迎える。
東日本大震災後、同イベントは同地区を離れた人々が故郷の味を求めて集まる大切な機会となっているが、近年は海水温の上昇などによって鮭の漁獲量が減少、特に「生はらこ」の価格は高騰しているという。

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こうした状況の中でも、今年は新米の秋の味覚「農姫米」をふんだんに使用し、鮭の旨みを凝縮しただし汁で炊き上げた、昔ながらの伝統的なはらこめしを用意。
先着2,000人に、朝一番で炊き上げたあたたかい「はらこめし」を無料で提供するとしている。
その他、場内店舗では、はらこめしの販売も実施する予定。

なお、会場となる「ゆりあげ港朝市」は、地元の新鮮な魚介や野菜が並ぶ人気の朝市。
毎週日曜・祝日の朝6時~13時に開催しており、約50店舗の露店が軒を連ね、活気あふれる市場となっている。
また、朝市内にある木造の建物「ゆりあげキッチン&ギャラリーメイプル館」内には、朝市で仕入れた新鮮な魚介を使用した海鮮丼や地元の食材を使用した料理が楽しめるフードコート、お土産販売コーナー、地域の歴史や文化を紹介する展示スペースなどが設置されているという。

「はらこめし祭り」の開催日時は2024年10月13日の朝6時~。
会場は「ゆりあげ港朝市」(宮城県名取市閖上東3丁目5-1)、交通はJR東北本線「名取」駅より乗合バス「なとりん号」またはタクシー。
参加費は無料、「はらこめし」の無料配布数は約2,000食。