【ニュース】 神明通り商店街振興組合とSATORU、商店街活性化に向けた業務委託契約を締結、近日、第1弾プロジェクトを公開予定 福島県会津若松市

2024.09.10
会津を代表する商店街の一つ「神明通り商店街」の運営を担う神明通り商店街振興組合(福島県会津若松市、堂平義忠代表理事)と、福島県磐梯町・昭和村に拠点を持つ株式会社SATORU(橋本浩寿代表)は、商店街活性化に向けた業務委託契約を2024年9月1日付で締結した。

1945年に誕生し、長く連なるアーケードをシンボルとする同商店街は、神明神社祭礼・十日市・会津まつりなどでは多くの市民が集い、街中のイベントの中心地として地域に愛されてきたが、時とともに閉店する店舗も増え、商店街としての機能は徐々に減衰。
補助事業により、起業創業者育成や多機能交流スペースとして「會津商人館(あいづあきんどかん)」が整備されるなど、活性化に向けた対策を講じたものの、コロナを機に入居者が撤退するなど厳しい状況が続いているという。

今回、同商店街振興組合と業務委託契約を締結した同社は、デジタルマーケティング事業と地域活性化事業「SHARE BASE Project(シェアベースプロジェクト)」を主軸とし、県内外で各地域の社会課題解決に取り組む福島県内の企業。
同社の橋本代表は福島県磐梯町出身で、会津若松市内での高校時代の多くの時間を神明通りで過ごした、かつての賑わいをよく知る人物だという。

契約後の取り組みの一つとして、既に「創業者育成」と「多世代交流」を目的としてできたテナントビル「會津商人館」を中心としたプロジェクトを各関係者と連携しながら進行中で、近日、情報を解禁する予定としている。