【ニュース】 一建設、宮城県白石工業高等学校建築科の1年生25名を対象に「木造住宅の建築現場見学会」と「住宅設計体験会」を開催 宮城県白石市

2024.09.10
飯田グループホールディングス傘下の一建設株式会社(東京都豊島区、堀口忠美代表)は2024年9月6日、宮城県白石工業高等学校(宮城県白石市、加藤進一校長)建築科1年生25名を対象とし、「木造住宅の建築現場見学会」と「住宅設計体験会」を開催した。

同見学会と同体験会は、将来の建築・建設業界を担う建築科の高校生に新しい発見や気づきを得てもらい、デジタル化など時代と共に変化する建築・建設現場の働き方を知ってもらうことを目的に実施しているもの。
今回は、「建築現場見学会」を同社の木造住宅建築現場(宮城県亘理町)で、「住宅設計体験会」を「はじめギャラリー名取」(宮城県名取市)で開催した。

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「木造住宅の建築現場見学会」では、建築中の住宅内で、基礎工事や躯体工事の説明を同社の社員が実施。
躯体工事を説明するパートでは、同校の卒業生で、現在同社の社員大工が実際に使用している電動工具などの安全な使い方を参加した生徒にレクチャーした後、代表して5名の生徒が実際に電動工具を使ってビス打ちなどを体験した。
質疑応答の時間では、同校の卒業生で育休から復職した現場監督が質問に回答したという。

「住宅設計体験会」では、同社の社員より住宅設計の仕事内容の説明や3D CADを使用した住宅設計の実演を実施。
また、参加した生徒全員が、作図用方眼紙に「自分の住みたい家」の住宅図面を作成し、代表して4名の生徒が作成した住宅図面の発表を行った。

参加した生徒からは「高校の先輩から大工の仕事や現場監督の仕事内容を聞くことができて良かったです。ビス打ちは、まっすぐ木に打つのが難しかったです。」「まだ学校の授業では、勉強していない内容も教えてもらえたので、有意義な時間になりました。また、自分の書いた住宅図面を褒められて嬉しかったです。」などのコメントを得たという。