【ニュース】 マツダ、既存の5社員寮を統合し新たに800室規模の寮を建設、食堂棟を地域の人々に一般開放 広島県広島市

2024.09.05
マツダ株式会社(広島県府中町、毛籠勝弘社長)は、広島地区に所在する技能系従業員向け社員寮で既存の5つの寮を統合、新たな寮を建設する。
工事は2024年10月より開始し、新寮は2027年4月より運用を開始する予定。

広島市南区に所在する同社の技能系従業員向け社員寮は築50年以上が経過しており、入寮する従業員の住環境の改善による従業員満足度の向上や、人材確保に資する魅力的な住環境の提供が課題となっていたという。
今回建設する新寮では、各個室の居住空間や設備の充実を図るとともに、入寮者の交流の場となるラウンジや、トレーニングルームなども設置、快適で充実した寮生活を送れるようにするとしている。

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また、地域への貢献として、独立した建物となる食堂棟を地域の人々も利用できるよう、一般開放する予定。
例年寮生も参加している地域の祭りなどでは、食堂棟や周辺の広場をこれまで以上に広く活用し、広島の一企業市民として、地域とのつながりをより一層深めるという。

統合対象となる寮は大州寮・松風寮(広島市南区大州)、第1小磯寮・第2小磯寮(広島市南区小磯町)、大原寮(広島市南区向洋大原町)。
新寮の建設予定地は、広島市南区小磯町(現在の第1小磯寮の所在地)。
居室数は800室。
居室内設備は、デスク、Wi-Fi、冷暖房、クローゼット、ベッド、キッチン、洗面化粧台、シャワー設備、トイレ、冷蔵庫置場、洗濯機置場など。
共用部の主な設備は、食堂棟(一般の人も利用可)、Wi-Fi、共用キッチン、共用ラウンジ、男性ラウンジ、女性ラウンジ、トレーニングルーム、男性大浴場、女性大浴場など。
工事予定は、第1小磯寮解体が2024年10月~、新寮建設が2025年4月~、新寮竣工・受入準備が2026年10月~、新寮運用開始が
2027年4月~。