【ニュース】 Luupと京阪電気鉄道、鉄道とシェアモビリティがつなぐ新しいまちづくりで包括的業務提携契約を締結 大阪府大阪市
2024.09.05
株式会社Luup(東京都千代田区、岡井大輝社長)と京阪電気鉄道株式会社(大阪市中央区、平川良浩社長)はこのほど、沿線のまちの活性化を目的に包括的業務提携契約を締結した。
Luupは、「街じゅうを駅前化する新しい短距離移動インフラをつくる」をミッションに掲げ、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティを使用したラストワンマイル移動インフラ「LUUP」を提供。
2024年9月現在、東京・大阪・横浜・京都・宇都宮・神戸・名古屋・広島・仙台・福岡の10エリアを中心に「LUUP」を展開しており、ポート数は国内のシェアサイクル業界で最多だという。
両社は2021年より連携を開始、「なにわ橋」駅や「天満橋」駅など京阪主要駅前にポート設置を進め、「京阪三条」駅や「出町柳」駅など12駅15箇所に導入、近隣住民が日々の移動で利用している。
京阪電気鉄道は、大阪・京都のまちづくりを担うインフラ企業として、今後も関連施設に「LUUP」のポート設置を推進することに留まらず、「Luup」との事業連携を加速させることで、安全・安心に配慮しながら、駅前だけでなく、沿線全体の賑わいを創出していくという。
今回の包括的業務提携では、京阪沿線上の鉄道駅や、近隣不動産へのポート設置推進を通じ、公共交通手段の補完を「LUUP」が担う。
自治体やその他地元企業等とも連携、共同プロモーションやマーケティング活動などを通し、「LUUP」の普及を促進する。
さらに、両社の交通データ分析を通じ、防災・交通安全・地域活性化等のまちづくりに関連する活動を推進するとしている。