【ニュース】 JR東海、「岐阜羽島」駅で東海道新幹線再生アルミを外装材として活用、通常のアルミ新製に比べCO2排出量を97%削減 岐阜県羽島市
2024.09.05
東海旅客鉄道株式会社(名古屋市中村区、丹羽俊介社長)は、東海道新幹線の駅舎として初めて、「岐阜羽島」駅(岐阜県羽島市)で東海道新幹線再生アルミを外装材として活用する。
同社では、環境負荷の低減を目的に東海道新幹線の車両で使用されていた再生アルミの活用を目指しており、今回の同取り組みもその一環。
今回は、老朽化に伴う同駅舎外装(北側、南側)の改良にあたり、新設する外装に再生アルミを活用する。
「東海道新幹線再生アルミ」は、通常のアルミを新製する場合に比べ、製造する際のCO2排出量を97%削減し、環境への負荷を軽減することができるという。
今回の外装は、同駅が所在する羽島市が繊維の一大産業地であることから、繊維が縦糸と横糸となり織り込まれる様子を表現するとともに、木曽川と長良川が付近に位置することから、清流の水面もモチーフとして取り入れたデザインとしている。
工事完了時期は2024年12月中旬頃。