【ニュース】 東京地下鉄、「池袋」駅の新設出入口・エレベーターと一体でホテルの増築棟を開発、「スーパーホテル池袋西口天然温泉」として12月26日にリニューアルオープン予定 東京都豊島区

2024.09.03
東京地下鉄株式会社(東京都台東区、山村明義社長)は、株式会社スーパーホテル(大阪市西区、山本健策社長)が運営する「スーパーホテルJR池袋西口」(東京都豊島区)の既存棟に隣接する用地で、東京メトロ副都心線「池袋」駅の新設出入口・エレベーターと一体でホテルの増築棟を開発、2024年11月下旬(予定)に竣工する。
竣工後は既存棟をリニューアルし、2024年12月26日(予定)に「スーパーホテル池袋西口天然温泉」としてリニューアルオープンする予定。

同開発は、東京メトロとスーパーホテルの協業により、2022年8月に新築工事に着手していたもの。
同ホテルは増築棟の竣工に伴い、客室数を全113室から全201室へと大幅に拡大する。

また、同駅と繋がる出入口を新設、地上行のエレベーターを整備することで、同駅や駅ナカ商業施設「Echika 池袋」を利用客の円滑な移動、利便性向上も図るという。

09031200

リニューアル後の同ホテルでは、ホテル出入口横にエレベーターを有した駅出入口を新設することで、同駅からのアクセスが大幅に向上。
2~4階で既存棟と増築棟を接続することで、建物内の移動もスムーズに行うことができるとしている。
また、既存棟に設置していたフロントを増築棟2階に移設し、朝食や好みのドリンク作りが楽しめる「ウェルカムバー」を提供するラウンジを拡張。
客室は現在の全113室から全201室へ増室、新タイプの客室を新たに設置し、ビジネスユースだけでなくファミリーユース等の様々な用途で利用可能とする。
さらに、奥湯河原温泉から運搬した天然温泉を使用による男女別の大浴場も新設するという。

「スーパーホテル池袋西口天然温泉」(「スーパーホテルJR池袋西口」から改称)の所在地は東京都豊島区池袋2丁目14-1(既存棟はリニューアル工事の為、2024年7月~12月の間休館中)。
敷地面積は509.87㎡、延床面積は4,525.93㎡(増築棟2,280.25㎡・既存棟2,245.68㎡)。
構造・規模は増築棟が鉄骨造一部鉄筋コンクリート造・地下1階地上12階建、既存棟が鉄骨造・地上14階建。
客室数は全201室。
オープン予定は2024年12月26日(予定)。

新設出入口の名称は「東京メトロ副都心線池袋駅C1b出入口」。
構造は階段・エレベーター(1基・20人乗り)。
供用時間は始発から終発まで(予定)、供用開始日は2024年11月下旬(予定)。