【ニュース】 大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ湯快リゾート、11月1日よりブランド統合、全施設が大江戸温泉物語のブランドに 東京都中央区
2024.09.03
2024年4月にグループ化した大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社(東京都中央区、橋本啓太代表)とその子会社、湯快リゾート株式会社(京都市中京区、西谷浩司社長)は2024年11月1日よりブランド統合する。
今回のブランド統合により、全国で35の温泉宿と2つの温浴施設・テーマパークを展開する大江戸温泉物語と、29の温泉宿を展開する湯快リゾートは、全ての宿・温浴施設のブランドを「大江戸温泉物語グループ」に統合。
統合後は、「大江戸温泉物語グループ」として展開する宿は計64
、温浴施設は2つとなり、全国で66施設を展開する日本最大級のカジュアル温泉宿ブランドが誕生するという。
統合に伴い、2024年11月1日以降、64の宿は「大江戸温泉物語」「大江戸温泉物語Premium」「大江戸温泉物語わんわんリゾート
」「TAOYA」のいずれかの宿名となる。
さらに、大江戸温泉物語が展開する公式会員サービス「いいふろ会員」が全ての宿に導入されるほか、料理やサービスレベルを見直し、大江戸温泉物語と湯快リゾート、2つのブランドの強みを最大限に活用するとしている。
大江戸温泉物語グループによると、現在の旅行市場は、市場規模こそコロナ禍前の水準まで回復しているものの、円安などによる生活防衛意識の高まりや、旅行習慣の意欲低下などの影響により、旅行者数は減少傾向にあるという。
この状態が続くことで、旅行が日常から遠ざかり、「旅行文化」の希薄化が懸念されることから、「温泉旅行を手軽に楽しめるカジュアル温泉宿」を展開してきた大江戸温泉物語と湯快リゾートは、ブランド統合によりひとつになることで、温泉旅行をより身近な存在とし、より良質な温泉宿泊体験を提供するとしている。
統合を経て、日本古来の文化・伝統であり、現在は海外の人をも魅了する日本の観光資源「温泉文化」を牽引するリーディングカンパニーを目指すという。