【ニュース】 三菱商事都市開発と霞ヶ関キャピタル、川崎市川崎区で冷凍自動倉庫開発用地を取得、竣工は2026年夏予定 神奈川県川崎市

2024.08.26
三菱商事都市開発株式会社(東京都千代田区、森田憲司社長)は、2024年8月23日付で川崎市川崎区で冷凍自動倉庫開発用地を取得した。
工事着工は2024年11月、竣工は2026年夏の予定。

三菱商事都市開発は2013年より「MCUD LOGISTICS」シリーズとして物流施設開発を行っており、冷凍自動倉庫の開発は今回が初めての取り組みとなる。
霞ヶ関キャピタル株式会社(東京都千代田区、河本幸士郎代表)との協業になるという。

新規冷凍冷蔵倉庫の供給不足や、既存倉庫の老朽化などの問題に加え、マイナス温度帯での過酷な環境により労働力の確保が困難となる等、コールドチェーンの維持が大きな社会課題となっている中、三菱商事都市開発はこうした社会課題解決に貢献すると共に、今後増加が見込まれる老朽化による冷凍冷蔵倉庫の建替えニーズに対応。
今回、長年培ってきた物流倉庫の開発ノウハウ、三菱商事グループのネットワークを最大限に活かし、自動ラック(パレット)を倉庫内全面に配置した冷凍自動倉庫の開発に着手する。

同用地は、東京都心と横浜中心部の中間に位置するため二大消費地を広くカバー可能となっているほか、集配性に優れた交通利便性を有する立地。
また、東京港と横浜港の二大港湾に加え羽田空港へもアクセスしやすく、首都圏の主要な物流インフラを活用可能だという。

東扇島冷凍自動倉庫開発案件の所在地は川崎市川崎区東扇島。
敷地面積は5,000㎡、延床面積(予定)は2万724㎡(自動倉庫は吹き抜け構造で床がないため延床面積は仮想床での面積)。
計画概要(予定)は1階が冷蔵倉庫(5℃)・事務室、2階が事務室、3階が冷凍自動倉庫(-25℃)。
着工時期は2024年11月予定、竣工時期は2026年夏予定。