【ニュース】 住友林業、つくば市の社宅でLIXILのリサイクルアルミ使用比率100%の循環型低炭素アルミ形材を採用 茨城県つくば市

2024.08.07
住友林業株式会社(東京都千代田区、光吉敏郎社長)は、自社の社宅「みどりの社宅」(茨城県つくば市)に、株式会社LIXIL(東京都品川区、瀬戸欣哉社長)が提供するリサイクルアルミ使用比率
100%の循環型低炭素アルミ形材「PremiAL R100(プレミアル アール100)」を中大規模木造建築で初めて採用した。

同アルミ形材は、環境ラベルプログラム「エコリーフ」を取得しており、原材料調達・輸送・製造までのCO₂排出量が2.9kgであることが認証されている。
これは、新地金を100%使用したアルミ形材のCO₂排出量と比較すると、約80%の削減ができることを意味するという。

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住友林業では、CO₂排出量の見える化や削減への取り組みを推進しており、建てる際のCO₂排出量(エンボディド・カーボン)の見える化を重視してきた。
木造混構造の中大規模建築「みどりの社宅」でも、設計時からエンボディド・カーボンを見える化し、CO₂排出量を削減する継続的なモニタリングのほか、採用する部材のEPD(資源採取から廃棄までの製品の全ライフサイクルにわたるCO₂排出量を見える化したISO準拠の環境認証ラベル)の取得を、部材・建材メーカーに働きかけているという。

今回、同社宅では「PremiAL R100」の採用により、エンボディド・カーボン削減に貢献、建築物の環境価値向上にも寄与することができるとしている。