【ニュース】 取手市、混雑の解消やユニバーサルデザインに対応した新しい取手駅西口交通広場を開通 茨城県取手市
2024.07.31
取手市(中村修市長)は、取手駅北土地区画整理事業により、混雑の解消やユニバーサルデザインに対応した新しい取手駅西口交通広場を令和6年7月30日に開通した。
同区画整理事業は、JR常磐線・関東鉄道常総線「取手」駅西口地区の約6.5haの区域で、道路や公園等の都市基盤整備と土地の高度利用による中心市街地の活性化を目指し、平成5年度から進めている事業。
以前の取手駅西口交通広場は、朝夕の通勤通学時間帯に企業バス・一般車・路上駐車によって混雑が激しく、施設の老朽化も進んでいたため、令和4年5月から改修工事を行っていたという。
今回開通した同交通広場では、信号機がなくてもスムーズに交差点に進入可能で、そのまま目的の方向に進むことができる「ラウンドアバウト方式」を採用。
メインの進入導線となる「はなのき通り」から同交通広場に入る際には、通過交通車両は外周路線、駅利用車両は内周路線と利用形態を分けることで、安全で快適な交通広場の利用が可能になったとしている。
また、送迎用の一般車乗降場のスペースを5台程度確保したほか、エレベーターを一般車乗降場と優先乗降場それぞれに隣接した場所に整備、改札口までのバリアフリー化を実現した。
さらに歩行者通路にはシェルター(屋根)を設置、雨の日でも快適に利用できるという。