【ニュース】 JR四国、「引田」駅舎の建て替え工事を実施、東かがわ市が公衆トイレを整備 香川県東かがわ市

2024.07.29
四国旅客鉄道株式会社(香川県高松市、四之宮和幸社長)は、老朽化に伴い、JR高徳線「引田」駅舎(香川県東かがわ市)の建て替え工事を実施、工事に合わせ、東かがわ市(上村一郎市長)が公衆トイレを整備する。
このほど、当該工事に係る設計業務が概ね完了、同社と同市は工事に係る協定を2024年7月25日に締結した。

建て替え後の建築面積は約90㎡(このうち待合所約9㎡、公衆トイレ約24㎡)、建物構造は鉄骨造。
工事に係る役割は、東かがわ市が公衆トイレ・屋根等の整備(施工はJR四国へ委託)、JR四国が現駅舎・トイレの撤去と待合所等の整備。
完成時期は2025年3月末(予定)。

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新駅舎では、引田の歴史・まちへとつながる「新しいゲートウェイ
」を目指す。
新たなシンボルとなるよう、温かくダイナミックになった切妻屋根により、旧駅舎の「お出迎え」の意匠を継承したデザインとし、引田地域の古い町並みの和の要素を再構築した外装材でまちとの融合を図るほか、香川県産の木材を活用、地域の里山保全や地域経済にも貢献するという。

JR高徳線「引田」駅の所在地は香川県東かがわ市引田702。
駅舎建築年は1928年(昭和3年)。
2023年度の乗車人員は1日あたり188人。