【ニュース】 富士薬品と紀の川市、健康推進等に関する包括連携協定を締結、配置薬によるセルフメディケーション支援を通じ市民の「健康づくり」を後押し 和歌山県紀の川市

2024.07.29
株式会社富士薬品(さいたま市大宮区、高柳昌幸社長)は2024年7月26日、紀の川市(岸本健市長)と健康推進等に関する包括連携協定を締結、同日に同市役所で締結式を実施した。

同協定に基づき、同社は主力事業の配置薬によるセルフメディケーション(自分の健康状態や生活習慣に気を配り、不調の際は市販薬を使って病気の予防・治療にあたること)支援を通じて、同市民の「健康づくり」を後押しし、地域社会の活性化に寄与することを目指す。

同市は2012年3月に「紀の川市健康増進計画」を策定、地域住民の健康づくりに関する様々な取り組みを推進してきた。

一方同社は、配置薬販売をはじめ、ドラッグストア・調剤薬局、医薬品の研究開発、製造事業を通じ、生活に寄り添うサービスを提供。
特に営業員が家庭を定期的に訪問し、必要な薬を届ける配置薬販売は、セルフメディケーションを支援する地域に根差したサービスで、同市では現在約1,500軒の家庭が利用しているという。

主な協定内容は、セルフメディケーションの強化、防災・災害支援(災害発生時には市役所・市施設などへ防災備蓄品を無償提供、配置薬契約客に向けて医薬品とともに防災グッズ・備蓄品を要望に応じて用意)、同市のハブとして健康情報を発信、高齢者等の見守りに関する取り組みなど。