【ニュース】 北九州市立大学地域創生学群と扶桑社、同学群の広報活動やブランド力向上、人材育成を目的とする包括連携協定を締結 福岡県北九州市
2024.07.26
北九州市立大学地域創生学群(北九州市小倉南区、西田心平学群長・地域共生教育センター長)とフジサンケイグループの出版社・株式会社扶桑社(東京都港区、秋尾弘史社長)はこのほど、同学群の広報活動やブランド力向上、人材育成を目的とする包括連携協定を締結した。
同協定は、全国に先駆けて創設された同大学地域創生学群と、メディア企業の知見を生かして地域創生事業を展開してきた同社が、より発展的な関係を構築するために結んだもの。
調印式で、同大学の西田学群長は「地域創生学群では北九州を主なフィールドとしながら、さまざまな地域における課題の解決に向けて、実践と研究の双方から取り組みを行い、大学生の学びを推進しております。今回、さまざまな領域の情報・コンテンツを扱い、幅広く社会に発信している扶桑社様との連携協定を通じて、広報活動における企画や立案、メディアなどの取材・撮影・執筆、ひいては地域創生学群や北九州市立大学のブランド向上に向けてしっかりと取り組んでいきたい。その取り組みを通じて大学生の人材育成についても、いっそう充実させていけたらと考えております。」とコメント。
一方、同社の秋尾社長も「地域課題に取り組む多くの学生さんを育成されてきた北九州市立大学様との連携に、大きな意義を感じております。シティプロモーションのあり方について、学生さんと一緒に考え、全国の自治体が抱える課題や問題の解決につながるような取り組みを行いたい。学生さんもわれわれも、共に成長していけるよう希望いたします」と続けた。
また、調印式後には、大学生と同社との交流会を実施。
学生からは取材や執筆、出版事業に関する質問が数多く飛び出し、秋尾社長が自身の経験を踏まえて答える場面もあったという。
今後は、7月末にオンラインでの記事執筆に関するセミナーを行い、同社の「地方創生&多文化共生マガジン カラふる」での記事執筆など実習をスタートする予定。