【ニュース】 JR九州と事業構想大学院大学、人材開発に関する連携協定を締結、中長期的な事業構想人材を育成 福岡県福岡市

2024.07.24
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)と学校法人先端教育機構事業構想大学院大学(東京都港区、田中里沙学長)は2024年7月23日、人材開発に関する連携協定を締結した。

同大学院は、新規事業開発を専門に研究する、社会人向け専門職大学院だとしている。
開学当初から「企業・団体推薦入試」を設け、組織の人材開発の場を提供してきたが、より中長期的な視点から、希望の企業・団体に対し、審査の上で「人材開発連携企業」として認定、修士課程への入学枠(推薦枠)を付与する「人材開発連携企業制度」を新設している。
今回、JR九州の賛同を得て、全国に先駆けて同制度の採用と連携協定締結に至ったという。

一方、JR九州は、人的資本経営の強化に取り組んでおり、未来を担う次世代人材の育成に注力してきた。
技術革新や気候変動、価値観の多様化など取り巻く社会環境が急速に変化する中、まだ見ぬ未来を構想し、新たな事業を構築・実行できる人材が必要と考え、同大学院の教育・研究プログラムを有効に活用するとしている。

同連携協定に伴う実施事項は、大学院修士課程への企業推薦枠での社員派遣、附置研究所が実施するプロジェクト研究への参加、各種研修事業の実施、人材開発計画策定への支援、その他両者が人材育成に関して必要と認める事項の5項目。