【ニュース】 JR東日本など7者、「農業×スポーツ×移動×デジタル」により、中山間地農業のポテンシャル拡大を目指す「アグリスポーツ健康経営」の実証実験を産官学で実施 長野県飯綱町

2024.07.19
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、喜㔟陽一社長)・株式会社ジェイアール東日本企画(東京都渋谷区、赤石良治社長)・株式会社アシックス(神戸市中央区、富永満之社長)・長野県飯綱町(峯村勝盛町長)・長野県(阿部守一知事)・独立行政法人国立高等専門学校機構長野工業高等専門学校工学科都市デザイン系轟研究室(長野県長野市、轟直希代表)・公立大学法人奈良県立医科大学(奈良県橿原市、嶋緑倫理事)の7者は、「農業×スポーツ×移動×デジタル」により、中山間地農業のポテンシャル拡大を目指す「アグリスポーツ健康経営」の実証実験を実施する。

同取り組みは、健康経営を目的とした企業研修利用を想定、首都圏や近郊で働く人々を実証モニター対象とし、首都圏と地方の移動を創出させるというもの。
また、農業をスポーツととらえ、農作業を通して活動者の心身に与える影響をスポーツ科学の観点から分析する「アグリスポーツ™ワーケーション」を長野県飯綱町で体験することで、ワーケーションを推進するとともに、地場産業活性化と企業の健康経営支援を両立し、同時解決できるかを検証するとしている。

実証モニターは、2024年7月に開催するセミナー(ウェビナー)に参加し、企業の健康経営のあり方やワーケーションと地域活性化の相性、アグリスポーツワーケーションについて学ぶ。
9月には、東京駅から同町への移動や現地でのアグリスポーツ体験を通じ、バイタルデータなどを測定、心身に与える影響をスポーツ科学の観点から分析するとしている。

ウェビナー「企業の健康経営実践と自治体の地場産業活性化の共創可能性について」の実施日時は2024年7月26日の14時~17時。
登壇団体はJR東日本、jeki、日本総研、オムロン、アシックス、飯綱町、みみずや。
誰でも無料で視聴可能なウェビナーをライブ配信する。

アグリスポーツ体験(フィールドワークおよびワークショップ等)の実施日時は9月13日の10時30分~17時。
実施場所は「いいづなコネクトEAST」(長野県飯綱町、廃校再活用複合施設)。
主な実施内容は、ウェアラブル端末を装着しバイタルデータデータ計測・後日分析、アグリサポートモビリティ(バス及びE-BIKE)の実証運用による移動支援実施、フィールドワーク&ワークショップ。

その他、アグリスポーツ体験後に体験者限定のECサイトサービスを利用、購買行動や体験満足度の変化を評価分析する。