【ニュース】 中央日本土地建物、木造化・木質化オフィスビル「(仮称)西新橋一丁目プロジェクト」を着工、一部の柱にはグループ所有の山林に自生するカラマツを活用 東京都港区

2024.07.16
中央日本土地建物グループ株式会社(東京都千代田区、三宅潔社長
)傘下の中央日本土地建物株式会社(東京都千代田区、三宅潔社長
)は2024年7月15日、木造化・木質化オフィスビル「(仮称)西新橋一丁目プロジェクト」(東京都港区)を着工した。
竣工は2026年2月の予定。

同事業は、同グループが展開する中規模賃貸オフィスビルである「REVZO」シリーズの第5弾として、従来の「REVZO」シリーズを深化させ、ワークプレイスの快適性向上と脱炭素化社会への貢献につながる木造化・木質化オフィスを開発するもの。
従来の「REVZO」シリーズで採用している機能やデザインをベースに、建物の柱・天井・内外装などに木材を使用し、木の柔らかさ、温かみが感じられるオフィス空間としている。

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また、一部の柱には、同グループが所有する山中湖の山林に自生するカラマツを、耐火性能に優れた「耐火集成材」に加工し、柱の構造体(荷重支持部)として活用。
さらに、保有林の木材を仕上材や家具の一部に活用する検討も進めているという。

同事業での木材使用量は118㎥を予定。
「合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(クリーンウッド法)」に則し「産地認証」を取得した木材など、森林の持続可能性に配慮された国産木材を積極的に使用する。
これにより、東京都農林水産振興財団の「中・大規模建築物の木造木質化支援事業」「木の街並み創出事業」にも採択されたという。

「(仮称)西新橋一丁目プロジェクト」の所在地は東京都港区西新橋1丁目104番6,19(地番)。
敷地面積は338.44㎡、延床面積は2,623.00㎡、基準階面積は
223.19㎡。
構造・規模は鉄骨造・木造、地上10階建。
用途は事務所。
駐車場は2台(荷捌き1台、バリアフリー1台)。
着工は2024年7月、竣工は2026年2月(予定)。