【ニュース】 北広島市とJR北海道、北海道ボールパークFビレッジ隣接地のJR千歳線で新駅設置工事に着手 北海道北広島市

2024.07.12
北広島市(上野正三市長)と北海道旅客鉄道株式会社(札幌市中央区、綿貫泰之社長)は、北海道ボールパークFビレッジ(北海道千歳市)隣接地のJR千歳線で新駅設置工事に着手する。
Fビレッジへの利便性向上と、Fビレッジと周辺エリア一体での魅力向上を図ることが目的。

駅舎のデザインは、JR北海道が素案を作成し、同市と意見交換を重ねて決定した。
Fビレッジの始まりとなる「玄関口」を表現した「大門」と、訪れた来訪者を温かく迎え入れる「小門」をデザイン、「大門」は都会的スケールでの街の始まりを表現し、「小門」はヒューマンスケールで温かく迎えることを表現したという。
合わせて、新駅改札口前には歩行者用デッキを設置(同市が整備
)、大屋根の設置も検討しているとしている。

工事位置はJR千歳線「上野幌」駅(札幌市厚別区)~「北広島」駅間(北海道北広島市共栄)。
新駅位置は「札幌」駅より約20km、「北広島」駅より約2km、「エスコンフィールド HOKKAIDO」より約300m(徒歩約4分)。
駅構造等はホームが相対式2面4線(6両対応)、駅舎が3階建(改札は3階)。
協定工事費は約80億円、総工事費約90億円(総工事費は協定工事費の他、北広島駅構内線路新設・設計費・用地取得費等を含んだ費用)。
工事期間は令和10年度まで(開業は令和10年夏頃を目途)。
着工は工事施行協定書の締結後、準備期間を経て2024年秋頃を予定(開業時期は建設資材・機器の調達遅れ等により工事が予定通りに進まない場合が想定されることから、今後JR北海道が工事の進捗に併せて決定し発表する予定)。