【ニュース】 アットホーム、「住まい探しと防犯意識の実態調査」を実施、4割以上が長期不在時に自宅の防犯について不安 東京都大田区

2024.07.10
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(東京都大田区、鶴森康史社長)は、過去2年以内に防犯を意識して住まいを探し、現在賃貸物件で1人暮らしをしている19~80歳の男女を対象に、防犯意識や住まいに求めること、不動産会社に求めることに関する「住まい探しと防犯意識の実態調査」を実施、このほどその調査結果を発表した。

同調査結果によると、長期で不在にする際に自宅の防犯についてどのように感じるか聞いたところ、「非常に不安」「やや不安」が合わせて44.0%。
長期不在時に行っている防犯対策については「カーテンを閉める」「戸締りを念入りに確認する」が半数を超えた。

防犯に対する意識について聞いたところ、直近2年程度で「高くなった」「やや高くなった」と回答した人は49.5%。
高くなった理由については、「物騒な事件が増えたと思うから」「身近で盗難が発生したから」というコメントが上がった。

また、現在の住まいは防犯面で「安心できない」という人は約3割で、建物への侵入のしやすさなどが不安要素になっていると推測。
過半数の人が洗濯物を外に干していないことも分かったという。

防犯のために欲しい住まいの条件・設備では、全体で最も高かったのは「モニタ付インターホン」で、男女別にみると、男性は「防犯カメラ」、女性は「モニタ付インターホン」がトップとなった。
また、それぞれの設備を設置するため、「モニタ付インターホン」は平均で1,497円、「防犯カメラ」は1,811円を家賃に上乗せできると回答している。

不動産会社から周辺の治安情報を教えてほしいと回答した人は
77.4%で、男女別にみると男性72.3%、女性82.4%。
どのような情報が欲しいかについては、「周辺の夜道の明るさ・人通りの多さ」がトップとなった。

これまでに自宅または自宅周辺において防犯面で不安を感じたことがある人は約4割で、そのうち25.4%が物件の管理会社・オーナーに連絡しており、管理会社・オーナーに対しては、迅速で丁寧な対応が求められているとしている。

「住まい探しと防犯意識の実態調査」の調査対象は過去2年以内に防犯を意識して住まいを探し、現在賃貸物件で1人暮らしをしている19~80歳477名(男性238名・女性239名)、調査方法はインターネットによるアンケート調査、調査期間は2024年4月5日~8日。