【ニュース】 北九州市、「門司赤煉瓦プレイス」内の「門司麦酒煉瓦館」と駐車場を民間事業者に賃貸、地域の活性化につながる新しい活用方法を募集 福岡県北九州市

2024.07.04
北九州市(武内和久市長)は、「門司赤煉瓦プレイス」(北九州市門司区)内の「門司麦酒煉瓦館」と駐車場を民間事業者に賃貸、地域の活性化につながる新しい活用方法を募集する。

「門司麦酒煉瓦館」は現在、同市の指定管理施設として運営しているが、開館から約20年が経過し、周辺環境や社会情勢の変化が著しい中、施設の存在意義も新たな局面に立たされているという。

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こうした中、同市は2022年12月、施設の位置付けや管理運営のあり方を見直し、民間事業者のノウハウを最大限に活かした上で、さらに地域の価値を上げる施設として再生することを決定。
今回、「門司麦酒煉瓦館」と駐車場をセットにして、新しい活用方法、建物改修・維持管理及び賃料を総合的に提案する事業者を募集する。

「門司麦酒煉瓦館」の敷地面積は837㎡。
建物は煉瓦造・2階建てで、解体することなく、建物の新しい活用方法を募集、地域の活性化に資するものとして期待する。
期間は使用貸借10年(更新あり)。

駐車場の敷地面積は4,449㎡。
建物は現在なし、新たに建築可(80台分の共用駐車スペースを要確保)。
期間は事業定期借地20年。

同市が求める基本条件は、「歴史的建造物や美しい街並みとの調和(国の登録有形文化財等を保持)」「地域住民等が築いてきたコミュニティと連携し、門司赤煉瓦プレイスの一体的な魅力向上につながる施設運営」「地域の人々をはじめとして幅広く活用したくなる施設運営」「契約期間内において安全・安心に利用してもらうための建物改修・維持管理」の4項目など。

スケジュールは、募集要項の配布・事業者説明会の参加受付が
2024年6月27日~7月11日、事業者説明会の開催が7月12日(参加必須)、企画提案書類の受付が9月26日まで、事業者検討会による審査が10月上旬~10月中旬、優先交渉権者の決定が10月下旬、契約締結・物件引き渡しが2025年4月以降。

問い合わせは、北九州市都市戦略局都市再生企画課まで。