【ニュース】 知床しゃり、「道の駅しゃり」で販売・交流拠点「Shiretoko Sustainable Station COBAKO Shari」を7月30日にオープン 北海道斜里町

2024.07.03
まちづくり会社の一般社団法人知床しゃり(北道道斜里町、髙橋秀典代表理事・野尻勝規代表理事)は、「道の駅しゃり」(北海道斜里町)館内で、販売・交流拠点「Shiretoko Sustainable Station COBAKO Shari」を2024年7月30日にオープンする。

同法人は、斜里町商工会と知床斜里町観光協会の2者を社員とし、2019年7月に設立。
地域商社、DMO(観光地管理)、まちづくりという3つの領域で事業展開を目指しており、これまでに地域ブランドシンボル「知床トコさん」を活用した物販事業や、スタンプラリー等の観光事業を行ってきたという。

「道の駅しゃり」は、地域の交流拠点の場として、産業振興及び地域の活性化を図るため、斜里町が2007年4月にオープンした施設。

今回、同道の駅館内にオープンする同拠点は、これまでの物販での実績と組織の元来の目的を踏まえ、同法人が初めて直営する「ショップ兼地域コミュニティの場」となるもの。

店内では、お土産としても人気の「知床トコさん」の商品をはじめ、知床の多様さを表現したデザインのグッズや地域内で作られた工芸品等を販売するほか、コーヒーや同町の農産物を使用したにんじんジュース、しそジュースなどの飲料提供も行い、ビジターの満足度の向上を図りながら、ビジターと地域住民との結節点の創出を目指すとしている。

空間・什器のデザイン設計は、同町を拠点とし多岐にわたる制作活動を行う「北暦」が、施工は同じく同町を拠点とし道産木材と土で住宅を作る「小坂建築」が担当。
店内には、同町産トドマツ材を使用し、ひとつひとつ丁寧に作り上げた「木箱(きばこ)」が、商品棚やテーブル、椅子として多数並ぶという。

販売・交流拠点「Shiretoko Sustainable Station COBAKO
Shari」の営業時間は9時30分~17時30分(季節によって変動の可能性あり)。