【ニュース】 徳島県立近代美術館、特別展「大久保英治:辺境の作家1973-2024」を7月13日~9月23日に開催 徳島県徳島市

2024.07.03
「徳島県立近代美術館」(徳島県徳島市)は、現代美術家・大久保英治氏(1944~)の50年あまりにわたる活動を、ドローイング・絵画・オブジェ・インスタレーション・コラージュ・版画など、未公開の初期作品から新作まで170点以上の作品で紹介する特別展「大久保英治:辺境の作家1973-2024」を2024年7月13日~9月23日に開催する。

同氏は、四国八十八カ所を歩いて多くの作品を制作したプロジェクト(1998年~99年)や、日本と韓国を舞台としたユーラシア・アートプロジェクト(1999年~2001年)など、日本を代表するランド・アートの作家として知られてきたが、同展ではこれまで公開されることが殆ど無かった初期作品から新作までをたどり、「時間
」「自然」「歴史」「場所」などの観点から同氏の制作を貫く本質に迫るという。

関連行事では、学芸員の見どころ解説を7月21日・8月4日・9月8日に、手話通訳付き展示解説を8月4日に、ギャラリートーク「大久保英治 自作を語る」を7月13日・9月23日に、クロストーク「美術×歴史 いにしえのロマンを求めて」を8月25日に、こども鑑賞クラブ「しぜんとにんげん」を8月3日にそれぞれ実施する。

特別展「大久保英治:辺境の作家1973-2024」の会期は2024年7月13日~9月23日。
会場は徳島県立近代美術館(徳島県徳島市)展示室3。
主催は徳島県立近代美術館。
後援は徳島新聞社・四国放送株式会社・エフエム徳島・公益財団法人徳島県文化振興財団、助成は芸術文化振興基金助成事業。

「徳島県立近代美術館」の所在地は徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内、交通はJR各線「徳島」駅よりバスで18分の終点「文化の森」バス停下車。
開館時間は9時30分~17時、休館日は月曜日(7月15日、8月12日
、9月16日・23日を除く)と7月16日・9月17日。
観覧料は一般800円、高・大生600円、小・中生400円、20名以上の団体割引あり、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳等を提示した人とその介助者1名は無料、未就学児は無料、小・中・高生は土日祝日・振替休日と学校の夏休み期間は無料、
65歳以上の人で証明できるものを提示した人は半額。
特別展の観覧券で所蔵作品展も観覧可能。