【ニュース】 米子市とマーケットエンタープライズ、地域社会での課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結、連携を開始 鳥取県米子市

2024.06.27
米子市(伊木隆司市長)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、小林泰士社長)は2024年6月26日、地域社会での課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結、連携を開始した。
同社が運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を使用し、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築、同市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指す。

同プラトフォームは、不要品を売りたい人が査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができるというもの。
一度の依頼で不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ120万人(2024年1月末日)の人が利用しているという。

同市では、収集場所への持ち込みによる不燃性粗大ごみの収集を行なっているが、大型品や重量のあるものでも、原則、市民が自宅の外へ運び出す必要があるのに対し、同プラットフォームでは、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が利用可能。
加えて、まだ利用できるものであれば、同市では回収を行なっていない冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も対象で、市民のサービス利用に関する費用負担は無く、同市の費用負担も無いとしている。

なお、同市ホームページでも、同プラットフォームの情報が掲載を開始しており、直接不要品の一括査定申し込みが可能だという。