【ニュース】 サンチヨ、「駒ケ根」駅の空き区画と待合室の一部を活用したレストラン「2nd Mokka」を7月2日に開業、JR東海の地域と連携した駅活用による沿線活性化 長野県駒ケ根市
2024.06.27
東海旅客鉄道株式会社(名古屋市中村区、丹羽俊介社長)は、JR飯田線「駒ヶ根」駅(長野県駒ヶ根市)で、株式会社サンチヨ(長野県駒ヶ根市、小林恵代表)が同駅の空き区画と待合室の一部を活用したレストラン「2nd Mokka(セカンド モッカ)」を2024年7月2日に開業すると発表した。
JR東海では、地域と連携した駅の活用に取り組むことで、駅のサービスや地域の魅力を高め、鉄道利用客をはじめ、地域の人々や観光客が集い、親しめる駅を目指しており、今回の同取り組みもその一環。
駅待合室を店舗として活用した地域活性化の取り組みとしては、今年2月に開業したJR東海道本線「近江長岡」駅(滋賀県米原市)で地域住民が運営する「Cafe Lumière」に続くものとなる。
今回の同レストラン開業は、駒ヶ根市の顔となっている同駅構内に飲食店をつくることで、同駅周辺に賑わいをもたらしたい、と考えていた不動産業を手掛けるサンチヨの会長が、2023年7月に惜しまれつつ閉店した地元のレストラン「Mokka」のオーナーに「駅に『Mokka』を復活させないか」と声をかけたことがきっかけとなった。
オーナーは常連客だったサンチヨ会長の同店への想いと、地域を盛り上げたいという熱意に打たれ、同駅での再出発を決意したという。
JR東海は、今回の出店計画で、同駅利用客や地域の人々により開かれた店舗が実現するよう、駅舎の空き区画だけではなく、待合室の一部を店舗スペースとして提供。
「Mokka」の閉店から約1年の時を経て、同駅の新たな顔となる「2nd Mokka」が開業するとしている。
「2nd Mokka(セカンド モッカ)」の開業日は2024年7月2日。
営業時間は8時~18時(予定)。
定休日は毎週木曜日(年末年始とお盆期間は不定休)。
メニューはスパゲッティ・カレー・ピザ・パンケーキ・ドリンク等。