【ニュース】 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント、物流施設「LF加須」を竣工 埼玉県加須市

2024.06.27
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(米国イリノイ州シカゴ)グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント株式会社(東京都千代田区、田中義幸社長)は、加須ファシリティ特定目的会社を通じ、開発を進めていた物流施設「LF加須」(埼玉県加須市)を竣工、2024年6月12日に竣工式を実施した。

同施設は、東北自動車道「羽生」ICより約5.1km、東北自動車道「加須」ICより約5.8kmに位置し、東京都心までは車で約60分。
また、加須・大利根工業団地にも近接、24時間操業が可能な立地で、所在地から30分圏内には約29万人の労働人口を抱えており、雇用確保の観点からも好立地だとしている。

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同施設の建物は、延床面積約2万7,000㎡、地上2階建てボックス型。
柱スパンは間口11m×奥行10.5m、倉庫の梁下有効高さ5.5m、床荷重1.5t/㎡を確保し、荷物用エレベーター・垂直搬送機を各4基実装した。
テナント区画は、1棟貸しまたは2分割に対応可能で、ブレースを用いない構造としたため、レイアウトの自由度が高い設計だという。

また、プロジェクト全体で建蔽率を活かすことにより、敷地内に施設外周を巡る回遊性の高いトラック動線を実現。
駐車場は107台、大型車待機スペース14台を予め用意し、増設も可能としている。

さらに、倉庫全館への空調導入に対応可能な電気容量を予め確保するなど、様々な物流ニーズに対応可能だという。

「LF加須」の所在地は埼玉県加須市上樋遣川3796-1。
敷地面積は2万6,729㎡、延床面積は2万6,792㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上2階建て。