【ニュース】 磐田市、高校生のユニークな発想を市政に活かす企画提案事業「いわた高校生まちづくり研究所」を今年もスタート 静岡県磐田市

2024.06.21
磐田市(草地博昭市長)は、高校生のユニークな発想を市政に活かす企画提案事業「いわた高校生まちづくり研究所(旧:ヤング草莽塾)」を2012年より毎年開催しており、今年も市内6つの高校から集まった12グループ・46名が、2024年6月17日に活動をスタートした。

同取り組みの目的は、「将来のまちづくりを担う人材育成」「高校生の独創的でユニークな発想を市政に活かし、学生によるまちづくりの実現、市民参画の意識醸成を図る」「磐田市の魅力を再認識し、ふるさと磐田への郷土愛を深める」の3つ。

今年の研究テーマは「わたしたちが考える磐田の魅力向上プランは…これだ!」。
高校生たちは、今年の研究テーマを踏まえつつ、グループごとに1つ選んだサブテーマに沿って調査・研究・企画提案を行う。

サブテーマは「住みたくなる・住み続けたくなるまちづくり」「スポーツを活用したまちづくり」「デジタルの力を活用したまちづくり」「環境にやさしいまちづくり」。

11月に予定している発表会で、高校生たちは同市長や同市幹部職員などに向けて企画提案の成果を披露する。
同市は提案された内容について事業化に向けて「本気」で検討するという。

なお、これまでに実現した主な提案は、2016年に提案・2017年に事業化された、裏側には触ると幸福が訪れると言われている「幸福のしっぽ」をデザインした「幸せのしっぺいベンチ」、毎年テーマに沿ったイルミネーションが磐田の夜を明るく照らし、今では冬の風物詩となっている「JR磐田駅北口のイルミネーション」など。