2024.06.13
三井不動産株式会社（東京都中央区、植田俊社長）は、6月29日にグランドオープンする未来医療国際拠点「Nakanoshima Qross」（大阪市北区）の3～5階に、賃貸ラボ＆オフィス事業「三井のラボ＆オフィス」シリーズでは関西圏初、大阪都心部初となる、賃貸ウェットラボ施設「三井リンクラボ中之島」をオープンする。

同社は、ライフサイエンス領域で、一般社団法人ライフサイエンス
・イノベーション・ネットワーク・ジャパン（東京都中央区、岡野栄之理事長）が行う「コミュニティの構築」と協働し、「場の整備」を通じたイノベーションによる新産業の創造・育成につながるエコシステム構築を加速させてきたという。
関西では2020年、大阪・道修町に、ライフサイエンス領域の企業関係者や研究者のための交流拠点「ライフサイエンスハブウエスト」を開設している。

今回オープンする同施設では、賃貸ウェットラボ区画、実験機器シェア型のウェットラボ「シェアラボ」、オフィス区画等を整備。
その他、オープンデスクやコワーキングスペース、入居テナントとLINK-J会員が無料で利用できる「LINK-Jコミュニケーションラウンジ」などを設け、入居テナントの活発なコミュニケーションを促進するという。

同施設が入居する「Nakanoshima Qross」は、大阪都心部で、最先端の未来医療での産業化の推進や未来医療の提供を通じ、国際貢献を推進する拠点として、2024年6月29日にグランドオープンする。
同社は、同拠点でオープンイノベーションの中核を担う同施設を整備することにより、「Nakanoshima Qross」と関西のライフサイエンス領域での新産業創造のエコシステム構築に寄与、関西発のイノベーションの創出に貢献するという。

「三井リンクラボ中之島」の所在地は大阪市北区中之島4-3-51（Nakanoshima Qross3～5階）。
開業は2024年6月29日。
施設面積は3,810㎡（3～5階）。