【ニュース】 JR東日本など、「産官学連携による回復ガストロノミーツーリズム開発及びポテンシャル調査」を6月15日~16日に野沢温泉村で実施、ウェルネス・サイクルツーリズムによる地域収益拡大モデルを検証 長野県野沢温泉村

2024.06.13
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、喜㔟陽一社長)・株式会社ジェイアール東日本企画(東京都渋谷区、赤石良治社長)・長野県(阿部守一知事)・一般社団法人野沢温泉マウンテンリゾート観光局(長野県野沢温泉村、小田切美幸代表理事)・公立大学法人長野県立大学(長野県長野市、安藤国威理事長)・公立大学法人奈良県立医科大学(奈良県橿原市、嶋緑倫理事)の6者は、「産官学連携による回復ガストロノミーツーリズム開発及びポテンシャル調査
」実証実験を2024年6月15日~16日に長野県野沢温泉村で実施する。

同実証は、野沢温泉マウンテンリゾート観光局が進める「野沢温泉ガストロノミーツーリズム」の推進支援、同県内在住大学生の地域活躍モデルの創出、移動をキッカケに国内旅行による心身の充足・回復・豊かさ(well-being)を感じられる観光ツアーの産官学連携による開発を目指すもの。
JR東日本が設立した「WaaS 共創コンソーシアム」での地域共創の取り組みの一環。

ガストロノミーツーリズムとは、食を味わう際、それらに関連づく文化や歴史・美観・地理的背景などのストーリーを合わせて楽しむ観光モデル。

同実証では、サイクリングでの観光移動を通じ、地域食材が持つ地域文化や歴史・美観・地理的背景によって生まれたガストロノミーな要素を体験してもらうと共に、同村内のシェフや、長野県立大学食健康学科小木曽ゼミとの連携により開発した「回復ガストロノミーレシピ」をモニターに味わってもらい、ポテンシャルを調査するとしている。

「モニターツアー」の実施日時は2024年6月15日10時~16日15時(1泊2日)。
実施場所は長野県野沢温泉村内(最寄り駅は、JR北陸新幹線「飯山」駅)。
参加者は実証実験モニターに限定。
フィールドワークとして参加モニターは、各自ウェアラブル端末を装着し、E-BIKE・バス・散策を通して観光コンテンツを楽しみ地域の食や文化などを体感、県内大学生等が中心となって開発し調理した回復ガストロノミー料理や、地域内で1泊2日のリフレッシュメニューを体験する。
アンケートに回答してもらい意見を回収、奈良県立医科大学MBT研究所がバイタルデータ分析し講評を行うとしている。