【ニュース】 六甲高山植物園、高原に夏を呼ぶ明るい夏色の花「ニッコウキスゲ」約1,000株の群落が見頃に 兵庫県神戸市

2024.06.04
六甲山観光株式会社(神戸市灘区、寺西公彦社長)が運営する「六甲高山植物園」(神戸市灘区)は、高原に夏を呼ぶ明るい夏色の花「ニッコウキスゲ」約1,000株の群落が見頃を迎えている。
同園西入口の目の前に広がる群落は、6月中旬まで楽しめる見込みだという。

ニッコウキスゲ(ススキノキ科)は、北海道・本州(中部以北)の亜高山帯の湿り気がある草原に生える多年草で、尾瀬や霧ヶ峰の群落が知られている。
高さは40~70cmとなり、花は1日花で、朝開いて夕方には閉じるが、1本の茎に多くの蕾をつけ、それが次から次へと咲くため、全体としては長い間楽しむ事ができるという。
関西以西に自生地は無いため、群落で咲く様子は貴重だとしている。

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同園に咲くニッコウキスゲは、亜高山帯型の1,000株が見頃を迎え、6月中旬まで楽しめる見込みで、その後も高原型の2,000株が6月下旬頃より咲き始め、7月下旬まで楽しめる見込みだという。

「六甲高山植物園」の所在地は神戸市灘区六甲山町北六甲
4512-150、交通は西入り口が六甲山上バス「ミュージアム前」バス停下車後徒歩約3分、東入り口が六甲山上バス「高山植物園」バス停下車後徒歩約1分。

今シーズンの開園期間は2024年11月24日まで。
開園時間は10時~17時(16時30分受付終了)。
入園料は大人(中学生以上)900円、小人(4歳~小学生)450円。
駐車場は1,000円(8月10日~15日は2,000円)。