【ニュース】 JR東日本盛岡支社、新たにJR八戸線「種市」駅とJR東北本線「六原」駅で利活用方針を決定 岩手県洋野町

2024.05.30
駅舎の利活用を進めてきた東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社(岩手県盛岡市、久保公人支社長)は、今回新たにJR八戸線「種市」駅(岩手県洋野町)とJR東北本線「六原」駅(岩手県金ケ崎町)で利活用方針を決定した。

「種市」駅では、既に2024年5月より駅舎の利活用に向けた準備工事を同社で進めていたが、2024年6月より、洋野町へ駅舎全体を貸し付け、2024年11月の同駅開業100周年に向けて同町がリノベーションを行う。
工事期間は2024年5月~10月(予定)。
工事内容は待合室リニューアル・事務所スペース整備・建具改修・外壁塗装等。
観光地域づくりの活動拠点として活用する予定だという。

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一方、「六原」駅では、既に2024年4月より、駅舎の利活用に向けた準備工事を同社で進めていたが、準備が整い次第、地域の事業者へ旧駅事務室部分を貸し付け、事業者による内装工事完了後の
2024年秋頃に店舗が開業する予定。
工事期間は2024年4月~10月(予定)。
工事内容は待合室美化・屋根防水・店舗スペース整備等。
物販・軽飲食を主体とする店舗として活用する予定としている。

「種市」駅の所在地は岩手県九戸郡洋野町種市第23地割70。
開業年月日は大正13年11月10日。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・平屋建て。
床面積は152.5㎡。
1日の乗車人員は89人(2021年度)。

「六原」駅の所在地は岩手県胆沢郡金ケ崎町大字三ヶ尻丹蔵堰
11。
開業年月日は昭和12年2月1日。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・平屋建て。
駅舎全体の床面積は271.7㎡。
1日の乗車人員は233人(2017年度)。