【ニュース】 サンケイビル、同社初となる木造中高層オフィス「(仮称)秋葉原木造オフィスビル計画」の開発に着手、熊谷組の新技術を導入 東京都千代田区

2024.05.28
株式会社サンケイビル(東京都千代田区、飯島一暢社長)はこのほど、木造中高層オフィス「(仮称)秋葉原木造オフィスビル計画」(東京都千代田区)の開発に着手した。
着工は2025年1月中旬予定、竣工は2026年3月下旬予定。

同計画では、株式会社熊谷組(東京都新宿区、上田真社長)の木材と被覆材の分別廃棄が可能な木質耐火部材「環境配慮型λ-WOODⅡ(R)(ラムダウッド・ツー)」を採用。
同シリーズの今回国土交通大臣認定を取得した新技術「環境配慮型λ-WOODⅡ(R) 1.5時間耐火梁・CLT1,2時間耐火床」としては、日本で初の採用となる。
サンケイビル初の木造建築物として、木造と鉄骨造のハイブリッド構造の9階建オフィスビルを予定しているという。

05291000

同計画地は、東京メトロ日比谷線「秋葉原」駅より徒歩6分、都営新宿線「岩本町」駅より徒歩6分、JR各線・つくばエクスプレス線「秋葉原」駅より徒歩9分、JR総武線「浅草橋」駅より徒歩6分の4駅・7路線が利用可能な立地。

熊谷組の新技術を導入することで、日本初の1.5時間耐火構造梁を使用したビルを実現するほか、内装の木質化やCLT床の採用により、建物内部空間でも木を感じられる設えを計画しているという。
また、1・2階を共用部とし、オフィステナントや地域に開かれた場所とすることで、木造建築の魅力を発信するとともに、街に新たな景観を創り出すとしている。

「(仮称)秋葉原木造オフィスビル計画」の所在地は東京都千代田区東神田2丁目5-1(地番)、交通は東京メトロ日比谷線「秋葉原
」駅より徒歩6分、都営新宿線「岩本町」駅より徒歩6分、JR各線
・つくばエクスプレス線「秋葉原」駅より徒歩9分、JR総武線「浅草橋」駅より徒歩6分。
敷地面積は169.27㎡、延床面積は1,017.04㎡、総貸室面積は
883.28㎡(予定)。
構造・規模は木造・鉄骨造、地上9階建。