【ニュース】 大和リースを代表とする企業グループ、「南城佐敷・玉城IC周辺地区整備事業」の公募型プロポーザルで優先交渉権者に選定、基本協定を締結 沖縄県南城市
2024.05.27
大和ハウスグループの大和リース株式会社(大阪市中央区、北哲弥社長)を代表とする企業グループは、南城市(古謝景春市長)が実施した「南城佐敷・玉城IC周辺地区整備事業」の公募型プロポーザルで2024年2月21日に優先交渉権者に選定、5月15日に同市と基本協定を締結した。
同事業は、同市の先導的都市地域の1つとなっている南城佐敷・玉城IC付近を、にぎわいある洗練された都市空間として整備することを目的に、にぎわい・交流拠点となるまちづくり拠点の整備・運営を同市と協働し、一体的に民間事業者が担う「事業パートナー方式」により実施するもの。
同企業グループの提案施設は、同企業グループの知見を活かした図書館的機能(閲覧も購入もできる公民連携による書店)での知的好奇心を育むユニークな選書やイベント等の仕掛け、世界的な教育メソッドによる多世代への学びの機会の提供、天候に左右されない遊び環境の整備と専門員の配置による親子間の交流促進や子育て支援を行うというもの。
また、施設周辺の機能と連携した健康プログラムの提供など、同企業グループの高い専門性を活かし、地域に根差した多世代交流、心身の健康増進に寄与する提案も行ったという。
今後は、同市と同企業グループとの間で締結した基本協定を基に基本計画策定業務を行う。
その過程で、同事業の具体化、成功に向けた市民への説明会、ワークショップ、イベント等の開催を予定しているという。
「南城佐敷・玉城IC周辺地区整備事業」の建設地は沖縄県南城市佐敷新里(さしきしんざと)1870。
施設整備方式はDBO(設計・建設・運営)方式。
発注者・土地所有者は南城市。
優先交渉権者の企業グループは、代表企業が大和リース株式会社沖縄支店、構成企業が丸善CHIホールディングス株式会社、丸善雄松堂株式会社、株式会社図書館流通センター、株式会社公文教育研究会、沖縄文化スポーツイノベーション株式会社、株式会社仲本工業。