【ニュース】 北海道農政部農村設計課、「農村ツーリズム現地講座」を6月1日に石狩市で開催、札幌大谷大学芸術学部の学生・担当教員が参加 北海道石狩市

2024.05.24
北海道農政部農村設計課(札幌市中央区)は、2024年6月1日に「農村ツーリズム現地講座」を石狩市で開催、札幌大谷大学(札幌市東区、千葉潤学長)芸術学部の26名(学生23名・担当教員3名)が参加する。

北海道では、農山漁村の豊かな自然や食、歴史・文化などの地域資源を活用し、農業や観光業など多様な主体が地域ぐるみで旅行客を受け入れる「農村ツーリズム」を「農たび・北海道」の愛称とともに推進しており、同取り組みもその一環。
道内の都市部で学ぶ学生が農作業体験を通じ、地域への理解を深めるために農村を訪問、その体験をもとに学生が制作するポスターを利用し、都市部に住む人々に農村ツーリズムの魅力を発信するほか、農村ツーリズムに取り組む人々にも、この交流を通じ、活動の魅力を再発見してもらうのも目的だという。

参加者は、増田農園(北海道石狩市)でプロの指導を受けながら「田植え作業」を実体験し、同農園の飲食店で食の美味しさを学んだ後、古民家の宿「Solii」(北海道石狩市)へ移動し、宿泊の魅力を学ぶ授業を行うとしている。

なお、北海道と同大学は、「農村ツーリズム」のロゴマークを連携して作成したことをきっかけに、農村ツーリズムを推進するため、「農村ツーリズム(農たび・北海道)連携事業」を実施しているという。