【ニュース】 JR九州、「石窯パンとケーキのミルキー」で焼いたパンを「新八代」駅から「鹿児島中央」駅まで新幹線で輸送 熊本県宇城市
2024.05.24
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)は、2024年5月30日より、「石窯パンとケーキのミルキー」(熊本県宇城市)で焼いたパンを、「新八代」駅(熊本県八代市)から「鹿児島中央」駅(鹿児島県鹿児島市)まで新幹線で輸送する。
同商品はこれまでトラックによる陸送で翌日配送だったが、新幹線荷物輸送サービス「はやっ!便」を活用することで、輸送時間を約24時間短縮。
新幹線で約1時間半・全体で約2時間半での輸送を実現し、「当日中のお届けが可能」になるとしている。
商品を輸送する「ミルキー八代店」(熊本県宇城市)は、厳選した国産小麦と地元の天然水を使用して発酵させ、自然発酵種をふんだんに使用したこだわりのパン屋。
名物にもなっている2つの薪焚き石窯を一目見ようと、県内外から連日多くの人が訪れており、輸送するパンの1つ「塩メロンパン」は、1日400〜500個売れている人気の商品だという。
一方、配送先の店舗「アグリデール」(鹿児島県鹿児島市)は、ケーキの他、焼き菓子なども多数販売。
特に「コルネ」のクリームや、サクッとした生地が絶品だという。
同社では、今後も新幹線による新たな流通体系の構築を通じ、可能性を広げていくとしている。
「石窯パンとケーキのミルキー」の焼いたパンのモーダルシフト区間は、八代市内から鹿児島市内(「新八代」駅~「鹿児島中央」駅間)。
切り替え開始日は2024年5月30日~。
輸送頻度は毎週2回(木曜日・日曜日)。