【ニュース】 鳥取銀行・森とみずのちから、鳥取県の中山間地域の地方創生と脱炭素社会の実現を目指し、小水力発電事業の協業で協定を締結 鳥取県鳥取市

2024.05.23
株式会社鳥取銀行(鳥取県鳥取市、入江到頭取)と全国で小水力発電事業を手掛ける株式会社森とみずのちから(奈良県下市町、貝本隆三社長)は2024年5月22日、鳥取県の中山間地域の地方創生と脱炭素社会の実現を目指し、小水力発電事業を協業して推進する協定を締結した。

同協定により、鳥取銀行が長年築いてきた信頼やネットワークと、森とみずのちからが保有する電源開発のノウハウを掛け合わせることで、河川等の自然資本を活用した小水力発電事業を推進し、再生可能エネルギーの創出・循環による持続可能な地域社会の発展に貢献するとしている。

同協定の目的は、再生可能エネルギーの創出・循環による持続可能な地域社会の発展に貢献するため、両社が双方のリソースを有効に活用し、同県内での小水力発電所の新規開発を連携・協力して推進すること。

連携事項のうち、鳥取銀行の役割は、地域や自治体とのパートナーシップ体制の構築(説明、調整など)。
森とみずのちからの役割は、案件の企画・設計、コンサルティング全般(小水力発電事業にかかるノウハウの提供)。
両社で共同して行う事項は可能性調査など。

森とみずのちからは、吉銘グループ(奈良県下市町、貝本隆三代表
)と飛騨五木グループ(岐阜県高山市、井上正博代表)が小水力発電事業による山の価値向上を目指し、2022年12月に設立。
地域活性化と脱炭素社会に貢献していくため、全国各地で小水力発電事業を推進しているという。