【ニュース】 三菱地所コミュニティ、2024年4月末時点で「認知症サポーター」養成講座開始以来の累計受講者数が1万人を突破 東京都千代田区

2024.05.23
今後深刻化する高齢化社会を見据え、認知症の正しい知識を取得し地域をサポートする「認知症サポーター」の育成に取り組んできた三菱地所コミュニティ株式会社(東京都千代田区、大井田篤彦社長)はこのほど、2024年4月末時点で、同社の養成講座開始以来累計の受講者数が1万人を突破したと発表した。

認知症サポーターとは、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で支援するサポーター。
厚生労働省が全国キャラバン・メイト連絡協議会と共に、全国で認知症サポーター養成講座を実施している。

同社によると、昨今は、マンション内で1人暮らしをする高齢者も増加しており、認知症の症状と思われるトラブルも目立つようになってきているという。

こうした中、同社では、居住者と直接触れ合う機会が多い管理員の研修に同養成講座も組み込み、マンション内での認知症の事例や対応策に関する正しい知識を学んでもらう活動を続けてきた。
同社の活動は、全国キャラバン・メイト連絡協議会に認められ、表彰状を授与されているという。

同社は今後も居住者が安心して暮らせるマンションを目指し、全社員における「認知症サポーター」の育成に取り組むとしている。