【ニュース】 日本エスコンなど、「JR北広島駅西口周辺エリア活性化事業」で「記憶継承家具製作プロジェクト」を始動、工事によって伐採した公園の木々で家具を製作 北海道北広島市

2024.05.21
株式会社日本エスコン(東京都港区、伊藤貴俊社長)はこのほど、「JR北広島駅西口周辺エリア活性化事業」(北海道北広島市)の第1弾となるA敷地の開発で、北広島市(上野正三市長)、株式会社アール・アイ・エー(東京都港区、梅澤隆社長)と共同で「記憶継承家具製作プロジェクト」を始動した。

日本エスコンは、JR千歳線「北広島」駅前の同敷地で、商業施設「tonarie 北広島」とホテルで構成する複合交流拠点の開発を
2025年3月開業に向けて進めている。
同敷地には、着工前まで緑豊かな公園があり、地域の人々の憩いの場として親しまれてきたことから、3者はその歴史を長く後世に引き継いでいきたいと考え、同プロジェクトを始動したという。

同プロジェクトは、開発中のホテルに計画している交流ラウンジ内に設置する家具を、工事によって伐採した公園の木々で製作するというもの。
プロジェクトコンセプトを「~北広島の3つの『E』~Evoke(記憶を呼び起こす)・Exchange(交流する)・Ecology(環境)」とし、環境に配慮しながら土地の歴史を継承できる空間を創出するという。
家具製作は、株式会社乃村工藝社(東京都港区、奥本清孝社長)によるデザイン監修のもと、北海道白樺高等養護学校(北海道北広島市、山本貴路校長)の生徒が授業の一環として手掛けるとしている。

同社はこれまで、環境に配慮したZEH対応のマンション開発をはじめ、地域の活性化を目指した地域密着型商業施設「tonarie」の開発、「企業版ふるさと納税」を活用した同市への支援等に取り組んできたという。