【ニュース】 東京建物など、「フォーシーズンズホテル」と分譲マンション「Brillia Tower 堂島」が一体となったプロジェクト「ONE DOJIMA PROJECT」を竣工 大阪府大阪市
2024.05.20
東京建物株式会社(東京都中央区、野村均社長)・ホテル プロパティーズ リミテッド(シンガポール、オン・ベン・セン最高責任者)・フォー シーズンズ ホテルズ アンド リゾーツ(カナダ、イサドア・シャープ会長)の3社はこのほど、世界有数のラグジュアリーホテルブランド「フォーシーズンズホテル」と分譲マンション「Brillia Tower 堂島」が一体となったプロジェクト「ONE DOJIMA PROJECT」(大阪市北区)を竣工した。
「フォーシーズンズホテル」と分譲マンションとの超高層複合タワー開発としては日本初のプロジェクト(東京建物調べ)となる。
建物の外観は、地上49階建ての建物自体をアート作品として捉え
、上層階の建物形状を徐々にセットバックさせ、3種類のバルコニーを組み合わせることで、水都大阪に相応しいヨットの帆を彷彿とさせるシンボリックなデザインとした。
また、約50点もの多彩なアート作品を住宅共用部等に設置するなど、洗練された空間を提供するという。
マンションフロアでは、大阪市内を一望できる最上階の貸切利用可能なパーティールームのほか、フィットネスルームやワーキングブースなど、多様なニーズに応えた共用施設を整備。
マンション共用空間のインテリアデザインは、ピエト・ブーン氏によって創設されたStudio Piet Boon(オランダ)がコーディネート。
株式会社ウェルウッド(東京都港区、木原信也代表)協力のもと、森美術館館長を務めたキュレーター兼美術評論家の南條史生氏がアートを監修、彫刻家の名和晃平氏やメディアアーティストの落合陽一氏など、世界で活躍するアーティストによるアート作品約50点を共用部等の各所に設置したほか、南條氏によりキュレーションされた作品の他にも、多数のアート作品が共用部を彩るという。
「ONE DOJIMA PROJECT」の所在地は住宅が大阪市北区堂島2丁目4番4号、ホテルが大阪市北区堂島二丁目4番32号。
敷地面積は4,828.17㎡、延床面積は8万2,507.19㎡。
構造・規模はRC造・一部S造、地上49階・地下1階。
施設構成は、住宅が地下1階~27階・38階~49階(総戸数457戸
)、ホテルが地下1階~2階・28階~37階(総客室数175室)。