【ニュース】 住友林業、木造の事業用建築ブランド「The Forest Barque」を展開、事務所・診療所・店舗向けを想定 東京都千代田区

2024.05.20
住友林業株式会社(東京都千代田区、光吉敏郎社長)は2024年5月17日、木造の事業用建築ブランド「The Forest Barque(ザ・フォレスト バーク)」の展開を開始した。

同ブランドでは、「住友林業の家」として年間8,000棟規模を供給するサプライチェーンを活かし、設計のシステム化にも対応した同社独自のビッグフレーム構法を採用。
耐震性に優れ、自由度の高い設計が可能で、事務所・診療所・店舗向けを想定、構造躯体を現し(木材が見えるように仕上げる)にするなど、木質感あふれた質の高い空間を提案するという。

また、同ブランドでは、高断熱仕様でZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)に対応し、暮らす際のCO2排出量(オペレーショナルカーボン)を削減。
木造建築は、他の構造と比較し、建てる際のCO2排出量(エンボディドカーボン)も少なく、木材が炭素を長期に渡り固定し続けることから、木造の事業用建築を推進し、脱炭素社会の実現に貢献するとしている。

「The Forest Barque(ザ・フォレスト バーク)」の発売日は
2024年5月17日。
販売エリアは沖縄県を除く全都道府県。
構法はBF(ビッグフレーム)構法、WF(ウォールフレーム)構法も選択可。
用途は事務所・店舗・診療所等。
建物保証は構造躯体30年保証。
販売目標は年間30億円。