【ニュース】 南海電気鉄道、建設中の「(仮称)難波千日前オフィスビル」をANAファシリティーズにマスターリース、「ANAスカイコネクトなんば」として2025年春に開業予定 大阪府大阪市

2024.05.17
南海電気鉄道株式会社(大阪市浪速区、岡嶋信行社長)は、建設中の「(仮称)難波千日前オフィスビル」(大阪市中央区)をANAファシリティーズ株式会社(東京都中央区、丹治康夫社長)にマスターリースし、施設名称を「ANAスカイコネクトなんば」として2025年春(予定)に開業する。

南海電鉄グループでは、大阪市や地域関係者とともに、2023年11月に先行オープンした「なんば広場」や、2025年に予定されている「なんさん南北通り」の歩行者空間の拡大など、まちの回遊性向上に向けた取り組みを行っているという。
同ビルでは、ANAファシリティーズとともに「グレーターなんばビジョン ENTAME-DIVER-CITY」の実現に向け、まち全体の賑わい創出に寄与するオフィスビルを目指すとしている。

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ANAファシリティーズが新たに展開するオフィスビル「ANAスカイコネクト」は、「空のあんしんを地上にも」というビジョンに基づき、様々な顧客とのつながりや専門性を活かした新たなオフィス展開に挑戦し、日本全国と地域をつなぎ、「世界へ発信」することを目指すオフィスビル。

また、「小さな部屋 CABIN からチャレンジ企業・スタートアップ企業が事業を拡大し、世界に羽ばたく企業になって欲しい」という想いを込めたコンセプトスペース「ANA WORK CABIN(仮称)」も展開する予定で、2~5人規模のシェアオフィスと入居テナントも利用可能な時間貸しの貸会議室やリフレッシュスペースを構築するという。

同ビルでは、2階には「ANA WORK CABIN(仮称)」、3~9階のオフィスフロアには各フロア約60坪のコンパクトなオフィス空間を設置。
また1階には、タリーズコーヒー店舗が出店、まち全体の賑わいを創出し、回遊性向上に寄与するとしている。

「ANAスカイコネクトなんば」の所在地は大阪市中央区難波千日前1510-11。
事業主は南海電気鉄道、転貸転貸人はANAファシリティーズ。
敷地面積は439.96㎡、延床面積は2,456.93㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上9階建。
用途はオフィス・店舗など。
竣工時期は2025年2月予定。