【ニュース】 ジェクトワンと御殿場市など、「御殿場市における空き家等対策の実証実験に関する協定」を締結 静岡県御殿場市

2024.05.14
不動産の開発事業・リノベーション事業・空き家事業などを手掛ける株式会社ジェクトワン(東京都渋谷区、大河幹男代表)は2024年5月10日、御殿場市(勝又正美市長)と「御殿場市における空き家等対策の実証実験に関する協定」を締結した。

同協定は、ジェクトワンがSOUQ株式会社(東京都渋谷区、奥田将大代表)と共に2023年2月より運営する空き家流通の新たなプラットフォーム「空き家DAO」の取り組みについて、新たに、同市
・SOUQ・ジェクトワンの1市2社が連携協力し、同市での空き家等対策のモデル事業として、実証実験を行うもの。
空き家流通の新たなプラットフォーム「空き家DAO」を活用した自治体との実証実験の協定は、今回が初めて。

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「空き家DAO」は、これまで不動産市場への流通が難しかった空き家について、資金やアイデアを集め、分散型自律組織「DAO」を形成し、新たなコミュニティを生み出すことで流通させるプラットフォーム。
一般的な事業組織とは異なり、特定の所有者や管理者が存在せずとも、事業やプロジェクトを推進できる「DAO」という組織形態をとることで、物件ごとに利活用のプロジェクトをサポートするメンバーが集まるコミュニティを形成、新たな利活用の切り口を見つけることが可能になるという。

今回の同実証実験は、同市の空き家等の流通・利活用が進まない中、「空き家DAO」の取り組みが、空き家等の利活用での新たな選択肢となり、空き家等の流通・利活用の促進や、それらを通じた関係人口の創出など、同市の地域活性化に寄与する効果を検証することを目的としている。