2024.05.10
野村不動産株式会社（東京都新宿区、松尾大作社長）と株式会社東京湾クルージング（東京都江戸川区、島田智和代表）は、晴海（東京都中央区）～芝浦・日の出（東京都港区）間で新たな舟運サービス「BLUE FERRY」の運航を2024年5月22日より開始する。

両社は、東京都が推進する舟運活性化の取り組みのひとつ「舟旅通勤」の実装に向けた補助制度に参画しており、同運航もその一環。
不動産デベロッパーの野村不動産と舟運事業者の東京湾クルージングが連携することで、舟運サービスと都市機能を融合、水辺の街の魅力と価値向上を目指すという。

野村不動産が整備を進める芝浦プロジェクトでは、JR各線「浜松町」駅と都営浅草線・大江戸線「大門」駅から船着場までの動線の整備とバリアフリー化に取り組み、芝浦運河で新たな船着場の整備も予定している。
既に、日の出ふ頭では、同運航の船着場となる「Hi-NODE（ハイノード・2019年開業）の整備を行い、新たな舟運ターミナルとして運営しているという。

これらの整備に同運航が加わり、都心部へのアクセスに優れた水辺の街である港区芝浦エリアと、晴海に代表されるベイエリアの新たな住宅街を約5分の運航で結ぶことができるとしている。

「BLUE FERRY」の運航開始日は2024年5月22日。
運航区間は「晴海五丁目船着場（晴海五丁目ターミナル、東京都中央区）～「日の出船着場」（Hi-NODE、東京都港区）。
運航日は最大で毎週火曜日・水曜日・木曜日の朝（計画運休の場合はWEBサイトで案内）。
税込運賃は500円（予約・事前決済により割引あり、5月22日はプレ運航として無料で運航）。
運航時刻は晴海発が8時30分・55分、9時20分・45分。
日の出発が8時40分、9時5分・30分・55分。
運航所要時間は約5分（予定）。
使用予定船舶は「エスエス3世（旅客定員44名）」、船舶や機器の都合により代替船による運航を行う場合あり。